相続と抵当権抹消登記(団体信用保険)
相続が発生した場合、住宅ローンの返済を免除される保険があります。
それを団体信用保険(以下、「団信」)と言いますが、通常は住宅ローンの契約と一緒に加入する保険です。
団信は生命保険の一種ですが、住宅ローンの契約の条件に団信の加入が必須条件とされていることがほとんどかと思います。
住宅ローンを返済中に亡くなった場合、この団信によって保険会社が金融機関に対して残りの住宅ローンを全額支払ってくれます。
そうすると、住宅ローンは完済したことになり、抵当権抹消登記を行うことができます。
一方で、住宅ローンを受けて返済をしているのは通常は不動産の購入者(所有者)です。
そうなると、その不動産の所有者が亡くなるということは、不動産の名義変更登記(相続登記)が必要になります。
つまり、住宅ローン返済中に相続が発生した場合、下記2つの登記が必要になるということです。
【住宅ローン返済中に相続が発生した場合の登記(団信あり)】①相続登記
②抵当権抹消登記
相続手続きは多くの方にとって慣れない手続きです。
精神的にもきつい中で、相続手続きはなにをすればいいのかわからないという状況は日々の生活を暗くさせます。
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