家族信託はどの専門家に相談すればいいですか？

家族信託（民事信託）の相談先としては、司法書士、弁護士、税理士、行政書士などの士業事務所が主に考えられる相談先かと思います。 

結論から申し上げますと、司法書士に相談をするのが良いと考えています。 

ポジショントークにはなってしまうのかもしれませんが、客観的に見てもそう結論付けるのが今のところの最適解です。 

特に信託財産に不動産がある場合には司法書士に相談するのがいいでしょう。  

信託財産に不動産がある場合には、信託登記が必要になります。 

登記は司法書士の専門なので、弁護士等の他士業に依頼をしたとしても、信託登記の部分で結局は司法書士を介入させることになります。 

 また、信託登記は登記の中でも少し特殊な登記になるため、司法書士の中でも信託登記に精通した司法書士事務所に依頼をすることがベストだと思います。 

家族信託を扱うには、相続・遺言・後見・登記などの知識が必要になりますので、それらを総合的に扱っている司法書士事務所が相談先としては望ましいです。 

もちろん、家族信託は税務が絡むことも多いですのでその部分では税理士を、紛争が生じそうなケース（既に紛争が生じている場合も含む）では弁護士を介入させることもありますが、あくまでも司法書士事務所を総合窓口として活用するイメージがいいのではないかと考えています。 

家族信託を得意とする司法書士事務所では、家族信託のスキーム作りから信託契約書の作成、信託登記、アフターフォローまでワンストップで対応可能な場合が多いです。 

家族信託の相談先としては、司法書士を総合窓口として、税務は税理士、紛争は弁護士のサポートを受けるという位置づけがいいのではないでしょうか。 

弊所では、相続・遺言・家族信託・後見を４つの柱として業務を取り扱っており、信託登記に関しても多くの実績があります。 

また、税理士や弁護士などのネットワークも充実しておりますので、安心してご相談頂けるような環境を整えております。 

家族信託（民事信託）に関するお悩みは是非お気軽にご相談ください。 

家族信託（民事信託）にご興味のある方は、弊所が運営する【民事信託・家族信託のまちたま相談所】のHPもご覧ください。